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工場で製作している映像用スクリーンは幾つかの種類があります。
映画館用スクリーンでは特殊塩化ビニールの表面に、ホワイトやアルミ銀粉を吹き付けたスクリーンが多く使われています。今でこそ、2D上映館ではホワイトスクリーンが主流ですが、以前はアルミ銀粉を塗布したシルバースクリーンがメインでした。これが、シネマの世界では「銀幕」と言われる由縁です。

また、映画館のスクリーンには小さな穴が沢山空いています。
それはスクリーンの後ろに、スピーカーを設置しているため、音の抜けを良くするためです。この穴をサウンドホールと呼び、このスクリーンのことをサウンドスクリーンと呼んでいます。今度映画館を訪れた時にでも見てみて下さい。（注意・スクリーンには触れないでください）